やたらと感受性が強いので、衝撃的なモノや人に出会うとしばらく引きずります。
つい最近、大きめのショックがありました。良い意味でです。
大変素晴らしい映画を5本ほど、立て続けに見たような感じ。
この感じは、懐かしくて久しぶりの感覚でした。
水星逆行では懐かしさに出会えるそうですけど、これに出会えたのか、という感じ。
それでかなり深いところまで潜っていきました。
そのスピードと質感は、濡れたお風呂場の床に、文庫本をベチャッと落としてしまうような感じ。文庫本は私です。落ちたくないところに、うっかり落とされました。
今もまだ続いていると思うんですけど、なんとなく輪郭が戻ってきました。衝撃を受けて、少し壊れて、新しい編成になって、輪郭を取り戻しました。
こういうとき、私は私の中身をとにかく外に出したいので、SNSの更新が多くなったりします。日記もよく書きます。あとで見返すと、私なんだけど私じゃないみたいなことをしているなぁ、と思ったりします。
昔は、特に大学院時代は、こればっかりでした。毎日毎日毎日毎日、私はあっけなく壊されて再編成をして、また瘡蓋を剥がされて、再編成をしていました。
こういうトレーニングなんですが、なかなかエネルギー使います。
これは、「心のひだ」を作っているんだと思います。
この「心のひだ」は、言い換えると内省する力っていうのかなぁ……
はっきり、怠っていました。辛いんだもんこれやるの。だけど、時にはやったほうがいいですね。
忘れていました。
こういうトレーニングも、必要でした。